読書に思うこと
自分は、小学校時代に小説を沢山読んでいたと思う。
特に記憶に残る読書体験は、重松清の「きみの友だち」だ。主人公(と思ってる)ぶんちゃんのお姉さんを中心に描かれた作品だが、一人一人、冴えてる子も、冴えてない子にも焦点が当てられていた。
当時の自分には、誰にでも小説になるくらいの背景があるということが、すごく嬉しかった。
出会った契機は、SAPIXの問題で「ねじれの位置」が出て気になったからかな……そう思うと中学受験も悪くない、と思う。
中学・高校時代は、部活・勉強で本読む時間を取れない中、ライトノベルを手当り次第読んでいた。
「ライトノベルはアホになる」と母に言われたものだ。何度も捨てられては買うの繰り返しだった。
なんで、そんなにライトノベルに惹かれていたのか、思い出せない笑
ただ、あの時は日々を部活・勉強で追われ、同じことを繰り返し生きていた。そんな閉塞的な毎日で、将来への不安感に苛まれ始めていた自分には、日常生活の解像度を上げてくれているように感じた。「まぁ、今の自分が部活に邁進してるのって、自分は苦しいと思ってるけど、周りから見たら幸せな生活って見えるんだな…」みたいな感じ(・・?)かな
その証拠に、受験勉強が始まり、将来像がくっきり目に浮かぶようになると、読みたいとは思わなかった。
そして今、大学生活では、自由な時間がたっぷり与えられている。
大学2年くらいから、お堅い(と思っていた笑)本にハマり始めた。…
ここまで書いて、疲れてしまった…
大学以降はまた今度書こうと思う。